· 

練習ができる環境を整える大切さと見守り方

5月に入会した年長Aくんの練習カレンダーです。

パンパンにシールが貼ってあります(/ω\)

 

Aくんは7月にアップライトの生ピアノを購入したそうで、嬉しくて嬉しくて自分から練習しているそうです。

それまでも もちろん毎日練習してくれてました☆

好きなんでしょうね(/ω\)

 

入会の時に私は「絶対にピアノを買ってください」とは絶対言いません。電子ピアノでもいいんですよ(^^♪

 

「電子ピアノではタッチが弱くなるから」とネット上で見かけますが

タッチが弱くなる というか 生ピアノ特有の 微妙な繊細な音を出せなくて楽しみが減るだろうな・・とは思います。

エレピやストリングスなど音色がたくさん選べるという利点はありますし スラーの練習などはストリングスなどの音色でやると身に付きやすいかもしれません。

 

タッチが弱くなる というのは 無いです。

実際に電子ピアノの生徒さんで 毎日弾いてる!っとレッスンもガツガツ弾いてくれる子います。迫力あります!

藤井風さんも言ってました。

「うちでは電子ピアノで練習してたから夜にヘッドホン付けてガツガツ弾いてたら めちゃくちゃタッチが強くなった」

「クラシック曲でもグルーブ感を出すためにはこんなガツガツした音もあり」みたいな事も・・

それでいて あの繊細な音も出せるのは 毎日毎日の苦になってない好きだからやる練習があったからだと思います。

 

グルーブ感は大事です。鍵盤に滞在する時間のコントロールが全てです。

滞在時間が全部同じだと 粒立たずベラッとした演奏になります。

 

電子ピアノで練習する時は 音量大きくしてください。

たまにふざけて風くんみたいにアグレッシブにマネして弾いてみてください(笑)

小さい音量でチマチマそっと触れる・・でやってしまうと 元気のないしょんぼりした演奏になり 表現することが難しくなります。

 

練習は 生ピアノでも 電子ピアノでもいいんですよ😌

それぞれのご家庭の事情もあると思います。

 

ただ 理由が

「大きいのはインテリアに合わない、邪魔だからすぐにどかせるように」

とか

「続くかどうかわからないからお金をかけれない」

とか

「紙の鍵盤でやってる」

とか

実際聞くと なぜ私の所へ来たのかな?この教室なら本気でやらなくてもいいやって思われているのかな?と考え込みます。

 

そして「続かないだろう」という信じてあげていない気持ちは 子供さんにも伝わります。

ヤル気がなくなって 辞めていった子 見てきました。

 

最初から音楽が好きではなかったのか レッスンや私に興味を持てなかったのかはわかりませんが やはり 小さなころから練習できる環境を整えていただく事や 「練習しろ」という言葉を使わず

「ピアノって楽しいもんだね」「音楽っていいよね」「すごいいい曲だね!ピアノっていいよね」

っという サブリミナル的な(笑)刷り込みも大きいかなと思います。

 

そして 最初は練習しなくても弾けるような簡単な曲ではあるので そのまま練習せずくる子も多いですが 小さなころから練習を習慣化させるのが一番です。

 

「練習しないならピアノ辞めろ」

これ言っちゃったら どのみち 委縮して辞めます。

練習監視されている雰囲気が漂いだし・・

 

絶対言っちゃダメなやつです。

「いつするの?今日したの?しないなら辞めるってことだよね?」

たぶんピアノの話が出ると こっそり隠れたりいなくなったり、そんな風にピアノの立ち位置がなってしまうと 元に戻らないです。

 

「ピアノは辞めたくないけど お母さんに練習しろとしつこく言われるのが嫌だから辞める」

 

楽器ができるご両親の場合に多いです。

わかります。口出したくなります(笑)

「私は譜読みができるので あきらかに間違っているのところを注意したいのですが。」

など・・実際にある話です。

気持ちわかります。(笑)

 

あとピアノ置き場所にもよります。

寒い部屋、暑い部屋、誰も来てくれない部屋

 

電子ピアノの置き場所をリビングに変えてから 毎日お皿を洗っているときに弾いて聞かせてくれることが習慣になった!

という話も聞きます。

 

教室を卒業した元生徒ちゃんのお母さんから たまに動画が送られてきます。

中3で卒業して 今高3の女の子

「かおる先生のおかげで 毎日弾いてますよ!この教室でよかった」っと😢お母さんの隠し撮りで(笑)

 

一曲終わった後のお母さんと元生徒ちゃんの言葉が動画に入ってました。

「いい曲だよねー・・😌」「うんいい曲だよねー(*'▽')」

めっちゃ 自然 あ母さんの 聴けて幸せー みたいな柔らかい声

うまいのへたの やっとピアノ触ったねだのなんだの 無し

 

「仕事疲れたけど、ピアノで癒されるわー・・」

「今日も弾いてくれるの!さいこーやん」

 

もうそれだけで いいです。

 

「ここ、リズム違うよね?」 「音間違ってるよ ここは・・」

 

ぐっとこらえていただき

先生はわたしがやるので おうちでは 子供さんのサポーターとしてたくさん応援してあげてください😊

 

それでも練習しない・・我慢ならない場合は・・3つ

①本人ではなくお母様が習わせたいと思われていたのなら お子様に託さず お母様がピアノ習いに行ってください(笑)

②スパルタな教室へ転入されると ガラっとかわるかもしれません!

③教室辞めて お母様が堂々と教えてあげてください(笑)

 

私は委縮させるレッスンを行っていません。

厳しい先生にバシッと言われて伸びる子もいます!

教室、先生との相性・・ありますもんね・・😌

 

まずは練習できる環境を整えていただき、ご飯を食べる、お風呂に入る、と同じくらい自然に練習が入ってくれれば最高です。

 

私も人に言えるように 毎日練習してます🙌

もう 毎日毎日 出来る事が増えて 絶対変わるから 面白いよ(*'▽')

 

話を元に戻しますが

お母さんの絶妙な見守りがうまいので 年長Aくんはどんどん練習してるし なんと 知ってる音を使って作曲もしてきてくれました!

 

いや 楽譜の書き方自己流! 

だって教えてないもんね(=゚ω゚)ノ それなのにすごっ

楽しんでる!

そうでなくっちゃね!

 

一緒に弾きました。

私はわかるよ!楽譜ちゃんと読めるよ!!

 

過度に期待せず 長い目で見守っていただければ

必ず結果はでるので 白黒つけずグレーな感じで見守りつつ

「すごいやん!」「うんまっ!」っと誉めながら楽しくほっといてあげれば 練習します。

 

お母さんに怒られるから練習する

と自分の為の練習ではなくなると 長くは続きません。

 

好きな曲を弾いてる時間の方が長いってくらいの練習で全然OKです!

 

お母さんの絶妙な見守り・・

うちで一緒に連弾もしてるんだって(*'▽') 

 

 

過度に期待せず 上達を焦らず 人と比べず 同じ目線で楽しんであげてください。

よろしくおねがいします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   ピアノ一緒に楽しもう!

大村市ピアノ教室 かおるピアノ教室

生徒募集中☆お問い合わせください♪

 

書く事を自発的にする子たち ← 戻る →